2th Dec 2000
<WAVE 4 YOU!> in harajyuku Crocodaile

ついにはじまった
夢の企画<WAVE 4 YOU>
Indies Hit Channelを通して
巡り会った4バンド

「CHIKAKO」 「Counter Parts」
「Precious」 「Naked Grooveres」
その4バンドでの企画イベントが
このWave 4 You!

いや〜、ホントにあっという間だった。
自分のライブではあるのだけれど
それ以上に大好きなバンドのサウンドを
やっと生で聞くことができるということが
嬉しすぎた!

*ちなみに今回は
写真もデジカムも出動しなかったので、
写真が一枚も無い(^^;
どなたか恵んでください(笑)
WAVE 4 YOU のチケット 左がこのイベントのチケット!
凄いかっこいでしょ!

Shin−yaさんの
お友達である
バナナとルーイさんが
デザインしてくださいました!

自らもバンドで
ベースを弾くという
素敵なママなんです!

ありがとうございました!
<リハ>
この日は12時スタートということで10時に全員入ったのですが、なかなかセッティングなどがおぼつかず、どんどん押してしまい、今思えばめちゃめちゃ態度悪かったスタッフの方(一部)の対応も仕方ないかなとも思いました。しかも私達の段取りミスで、どのバンドからリハをするかさえ知らなかったようで、これまた今思えば申し訳なかったなぁと思いました。スタッフの方も眠いのを我慢して10時に入ってくれているのだから、こういうときはサクサクやらないといけませんでしたよね。でも、まさかドラムセットから組むなんて思っていなかったので、できれば他の方にも手伝って欲しかった・・・(小声で)

そうこうして、一時間以上押して始まったリハはやるだけ無駄だった?(毒)と思ってしまうほど意味が無かったけれど(厳密に言うと、イライラした分ライブには悪影響だった)、「音が悪い」ってことが分かっただけでも良かったのかも。常々、師匠から「PAとはケンカしてでも納得いくまで音作りしなきゃ!プロとして最低限やらなきゃいけないことだぞ!」と教えられていた私は、PA席に登って話をしようかと思ったけれど、既に1時間近く押していて、ここで時間をとったら全バンドのリハを終えることは出来ないのでは・・・と思って断念しました。これってライブハウス側だけを責めているわけではなくて、自分も含めて出演者全員のミスだと思っているのです(ごめんね)。だってPAさんの立場にたったら、私も同じような対応してたかもしれないと思うから。
とりあえずドラムのKatsujiさんと「打ち上げで言おうな!」ってお互いうなずき合い、且つお互いに「先に切れちゃったらごめんね」って笑いあったのでした。まぁね、電源オフされたら、もともこも無いのでね(笑)。

追伸、お客さんが入っているなかでリハをやらざるを得なかったCounter Partsの皆さん、本当にすみませんでした。
<OPEN>
今回は12時からという早さにも関わらず、凄い数のお客さんが入ってくれて感激でした!チケットを沢山さばいて下さったメンバーの方々、本当にありがとうございました!私達はあくまでノルマギリギリという感じだったので、大変助かりました。来て下さった皆さん本当にありがとうございます。
<MC>
そしてついに始ったオープニングMC!なんと大阪から応援しに来て下さったもたもたさん(河合奈保子似のとてもキュートな女性です)が緊張しいしい、手をガタガタふるわせつつMCをしてくれました。直前になって原稿をお渡ししたにも関わらず、その良く透る爽やかな声で「エッ!プロでしょ?!」というレベルの高い好感の持てるMCを披露してくれました!
ホント、とても良かったですよ!仕事できますよ、ぜったい!
<Counter Parts>
はるばる福島からいらして下さった、CHIKAKOの大好きなバンド「Counter Parts」
念願のライブで、私はど真ん中でノリノリで聞いていました。いやぁ〜、やっぱりかっこいい!ベースボーカルのでこさんのセクシーでパワフルな声!ストレートなんだけど凄く広がりのある(響きのある)声をしていらっしゃるので凄く広いところで聞いているような不思議な感覚にさせてくれるんです。やられました!そして、全然お話できなかたのですが優しそうでありながらも、ステージではとても熱いものを放ちつづけてくれていたドラムのOkazu王@すみとさんはまさしくOkazu王でした!今回は可愛い息子さん、りょう君を連れてきて下さったダンディーなキーボーディストしんぺいさんは、最初にトラブルがあったにも関わらず、流石の落ち着きでプロフェッショナルな演奏で盛り上げてくれました。ギターのガッツ@といちさんは凄いテクニックなのに、とても涼しげにさらっと演奏をされていて、大御所という風格でした。ご挨拶しか出来なかったのが残念。
オープニングにふさわしいパンチのある演奏でした!感激!
<Precious>
前回のライブではなんとコーラスを担当してくださったTakakoさんとトローンボーンのぷれとろさんのユニット「Precious」
10人という編成での初ライブ!CDの何倍もパワフルなTakakoさんのボーカルとハンサム(死語?!)でスマートなぷれとろさんの色っぽいトロンボーン。出番が次ということで、楽屋でしか聞けなかったのがホントに残念(;;
でも、知っている曲はもちろん一緒に歌わせていただきましたよ!やっぱり「Precious Combination」は大好きな曲です。今度は是非じっくり客席で聞きたいので、またライブやってね!
<chikako with Luv4>
わずか2回のリハだったので、実はかなり不安だったけれど、ここまで来たからには頑張るしかない!

1.Hurry Up 2.one reason 3.オレンジ色の孤独 4.Be Myself 5.Happy Days
自分では全然分からなかったけれど、客席で聞いていた人の話では最初の曲はボーカルの音が出ていなかったということで残念(;;
自分で言うのもなんですが凄く良い曲なのに・・・その後もギターとドラムが大きすぎてところどころ何言ってるか分からなかったということでかなりのショック!私自身の出来は今年一年の中で最高の出来だったのに・・・
自分のPAに対する理解度(たいして聞く耳持ってない人も多いということ)の低さを改めて痛感しました。でもね、敢えて言わせてもらうならば、それをきちっとやるからこそライブハウスとしてお金取ってるんでしょ?!って感じです。中音がバランス悪くてやりにくかったことに関してはあくまで私達メンバーの責任だけど、出音はねぇ。出来ないならPAなんて名前付けなきゃいいのに。そうしたら自分で持ち込んだのに(ごめんね。かなり毒)。今までもPAで納得いかないことは経験あるけれど、ここのハコの今回のPAは酷すぎる。ライン録りをお願いしていたんだけれど、それも録れていなくて、その言い訳が「最初のバンドでトラブった関係で・・・」だって(笑)。2バンド目ならともかく、なんで3バンド目だけ影響を受けるのさ!しかも一言も謝罪なしってのは何なの(_ _凸
とりあえず二度と行きません!ということだけは明言しておきます(更に毒!)

まぁ、毒はこれくらいにしておいて(笑)、自分の歌に関してだけ言うなら凄く良い方向に向かってきたなぁと思います。一時期抑えや守りに走ってた頃があったんだけど、今回はそういう怒りがあったことも相まって(笑)、自分の中の攻撃的なものや、がならずにはいられない心とかが復活してきて、しかもそれに体力が追いついていたので(とかいうと凄いおばあさんみたいだよね(笑))、2000年のしめくくりとして、2001年のCHIKAKOへ向けてとても良い影響が出るのではないかと思います(それが出音につながらなかったのは悔しい限りだけど)。音がイマイチだっただけにとにかく心に集中しました。悪いことなのかもしれないけれど、今回観客の方一人一人の顔はほとんど目に入りませんでした。自分が解き放つものに何かを感じてくれるかもしれない一つ一つの魂としてしか認識してませんでした。そういうのも凄く久しぶりだったんです。ある意味素人っぽいってことなのかもしれないけれど、いつもまずは自分自身に向けて歌っているんです。自分の中心に意識を集中するとその奥には他者がいるんです。そして更にその奥には宇宙という大きな広がりがあるんです(なんか宗教くさい?!)。いろいろな試行錯誤の中で一時期は外に向けて歌うようになっていて、それがいいことだと思っていたのだけれど、今回のステージを終えて、やっぱり私のスタイルはこっちなんだろうなぁって思いました。でも、ともすればマスターベーションになってしまいそうなぎりぎりのところだから危ういですけどね・・・。

とにかく最悪の音響にも関わらず、何かを感じてくれた方がいたというのは本当に嬉しかったです。つまりその方たちには心が届いたということだと思うから・・・。でもね、やっぱりお金を頂く以上はもっときちんとしたものにしなければいけないですよね。大反省です。2001年はもっともっと成長したCHIKAKOをお見せしますので、是非遊びに来てくださいね!
<Naked Groovers>
おーっと、ついにとりの「NakedGroovers」
11人というPreciousさん以上の大人数でしたが、いや〜流石!真紀さんの繊細で良く透る声はCD同様とても安定していました。とにかくShin−yaさんの楽曲は本当に心地よくて、ライブが終わってからも丸2日ぐるぐる頭のなかに回っていたほどです。そういうのって凄いよね!あっという間に終わってしまったけれど、当然客席からはアンコールの拍手が!時間の都合上できなかったけれどShin−yaさんがステージで「WAVE 4 YOU」の全員のバンド名を読み上げてくれて、なんだか感極まるものがありました。
<最後に・・・>
今回ははじめての自分達での企画ライブということで、いろいろ大変だったけれど、ネットがくれたこの素敵な出会いと音楽の力で、客席も含めて一体化できたことがとってもうれしかったです。反省点も沢山あったけれどとても良い勉強になりました。インチャの皆さんには受付等をお手伝いして頂き宣伝も含め大変お世話になりました。その他にも照明やMC、チケットのデザイン、印刷まで多岐にわたり沢山の方々の協力で実現することの出来たこの<WAVE 4 YOU>2000年を締めくくるにふさわしい素敵なライブでした!

また、Luv4のメンバーにはセットからバラシまでほぼ全てをやってもらって感謝しています。ちなみにCDなど販売する物の無い私は、ドラムセットやギタースタンドなど片してはいたのですが、ベードラを運んでいる途中でKatsujiさんに「パンツ見えるからやらなくて良い!」って断られました(笑)。出演者ってとかく自分のかたしや、来てくれた人への挨拶をすることに気がいってしまうのに、自分のことをさておき文句も言わずに進んでステージのかたしをしてくれていたLuv4のメンバー(特にKatsujiさん)にはホント関心&感謝しました。そしてとても誇りに思いました!ありがとうございます。そして、来年もまた、このわがままでお子ちゃまなCHIKAKOをどうか支えてやってください。宜しくお願いします!

実際に足を運んでくださった方も、打ち上げだけいらした方も、お手伝いしてくださった方も、行きたいと思ってはいたけれど都合がつかなかったという人、少しでもこのWAVE 4 YOUのことを気にかけてくださった方、本当にありがとうございました。そして、一緒のステージに立たせてくださったWAVE 4 YOUの皆さん、それから散々毒を吐いてしまいましたが、朝早くから、このイベントの為にセッティングや飲食関係の準備販売やPAをして下さったクロコダイルのスタッフの方々、本当にありがとうございました。こちらの前準備や段取りが悪かったことで随分不快な気分にさせてしまったことは確かだと思うのでとても反省しています。また、こういう成長の機会を与えてもらえたことはアーティストとして何よりの宝物です。単なる経験にならないようしっかり反芻して消化して来年のCHIKAKOが更に更に大きくなる糧として、ちゃんと活かせていただきます!
ありがとうございました。

追伸
お1人お1人お名前をあげていきたかったのですが、受付などかなりの方がお手伝いくださったようで
全員のお名前を把握していないので、敢えてお名前は割愛させていただきました。

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