10th Jan 2002
chikako in JAZZ at ミノトール2


※アートウォッチャー櫻井孝志さんによるライブレポはこちら

※他に坂本助教授のHPでもレポをアップしてくれています

1.So and so 2.Spoil me 3.one reason 4.al Coda To Fine
5.I'm gonna laugh you 6,Be Myself 7.Happy Days
 Bass:MARIO Piano:Chick Koseki
ジャズって雰囲気出てる?!
Photo by takashi sakurai
1.So and so
ホリーコールのアルバムの中でも一番好きな『Don't smoke in bed』のなかの曲。music talkのコーナーでも書いてるけど、そもそも私がホリーコルに出会ったのは、あるジャズ好きな男の人とカラオケに行ったのがきっかけだったの(笑)。その時に私が歌ったオールディーズの『恋の売り込み』を聴いて、その人は『この人にホリーコールのSo and soを歌わせたい!』って思ったんだって。つまり私にとってジャズとの出会いに大きく影響したとても重要な曲。思いもかけず、沢山のカバーしたい曲の中からこの曲を選んで、更に1曲目になったというところが自分でも何だか驚いてます。
2.Spoil me
エッ!?この曲やるの?!ってちょっとビックリしたんだけど、マリオとチックのそれぞれに音源を渡して、この中で出来そうなのをピックアップしてって言ったら、二人とも共通で入っていたのがこの曲。ロックならではの勢いで唄うためにかなりキーを高めに設定していたので、ちょっと辛かったんだけど、4ビートにしてベースのウォーキングなんかを入れたらかなりジャジーになったでしょ?!
3.one reason
これはアコースティックでも何度もやったことがあったので、ボサノバ調のこのアレンジも違和感無くすんなり出来ました。でも、ベースと生ピアノという編成でやると、一味違ってかなりアダルティーになりました。でも、この曲にはどうしてもパーカッションを入れたくなるなぁ。
4.al Coda To Fine
アレンジはいろいろ迷ったけれど、今回の中で一番好きだな。というと語弊があるかな?要はこの曲のジャズアレンジだとアダルトでシックなだけではなく、ちゃんと私のパンクエッセンスが出てくるから歌ってて安心するという感じ。チックは繊細で優しいタッチが得意なので、この曲で私が指示した「アバンギャルドに!攻撃的に!不協和音をガンガン鳴らして!」っていうのが、かなり辛かったみたい(笑)。苦心しながらも頑張ってくれました。
5.I'm gonna laugh you
これも、ホリーコールの曲。チックの選曲で自分の中ではあまり上位に無かった曲なんだけど、やってみて凄く好きになりました。♪あなたのことなんて笑い飛ばして忘れてしまうわ。でも、これが本当に二人の最後のさよならになるのだとしたら、私は可笑しくて可笑しくて、笑い転げて、そして・・・泣いてしまうわ♪という、何とも美しい女の詩です。でもね、これ難しすぎるよ。ホント苦戦しました。こういう曲は本当はピアノにもたれかかりながら、二人で『あうん』の呼吸でやると良いんだろうね。今度はピアノの上にでも寝そべるか?!
6.Be Myself
今回の中でかなり好評だったのがこの曲。もともとブルージーな曲だから結構すんなり出来たんだけど、あの微妙なテンポがチックにはかなり難しかったらしく(当たり前だけど、基本的に私のテンポだからね)一番緊張するって言ってました。もっともっと遊べそうだよね。まだまだ楽しめそうな曲です。
7.Happy Days
これまたとても好評だった曲です。歌ってても凄く気持ちよかった。本当はね、MCでとっても大事なことを言おうと思ってたのに、すっかり忘れてしまったので・・・ここで言いますけど。
「今年1年の始まりのライブのしめの曲で、私たちの未来が幸せな日々であることを願ってHappy Days!」って言いたかったのよ(笑)。でも、歌で伝わったよね?!
2002年初のライブは念願のJAZZトリオ!ミノトール2史上1番の大入りだったというこの日(来てくださった皆さん、本当にありがとうございました。)初のJAZZで、またまたガラっと違うchikakoの1面をお見せできたのではないでしょうか?!MCでも話したけど、3人とも意気投合したので、このユニットは今後もコンスタントにライブ活動をしていくと思いますので、今後も楽しみにしていて下さいね!

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