暗流 2000/6/6

エーッ！いつの間に!何と3年ぶりのアルバムだ!そう、これは私の大好きなホリーコールの話。凄い良いじゃん♪うれしいな。ということは来るんだろうな。っていうか、彼女は日本大好きだから出なくても毎年来てくれていたけどね・・・と、ここまで読んで何だかタイトルと内容がちぐはぐ？!って思った人もいるかな？そもそも暗流って皆さん知ってます？私は随分永いこと知らなかったんだけどＺＩＧＧＹのアルバムに入ってる曲でこのタイトルがあって調べたの。暗流って言うのは「表面に現れない流れ、動き」のことなの。彼女が3年ぶりにアルバムを出して、私達からはそのアルバム発売という3年ぶりの動きしか見えなかったけどそこに至るまでにいろんな動きがあったはずでしょ。

　私も8ヶ月ぶりのライブになったけれど、その8ヶ月は自分自身でさえ見えなかった。ただ、うだうだ、だらだらしていただけの様でもあって（まぁ実際にそういう日々も沢山あったというか、大半だったけど）「あーもうダメだ」と思ったりしていたけれど、こうやっていろんな人のおかげでライブが出来るようになって（そういう状況じゃなくて心理面の話）、思うのは「あー、8ヶ月の間にだらだらしつつもわずかでも動いたからこその結果なんだよなぁ。」ってうれしくなったの。きっと生きてる限りこれからもいろんなことで停滞したり力が出ないことがあると思う。でも、自分の中や周りにある暗流にちゃんと気付いてあげることが目に見える動きを作る糧になるんだと思うの。

逆にいうと、私が例えば夢をあきらめたとするじゃない？「もう、いいや。やーめた。」って。そうしたら暗流は無かったのと同じことになる（まぁ、マイナス方向には動いたわけだけど・・・）。私の「April Easy」って言う曲でも「振り返ったまま後ずさりしていれば少しは前に進めるはず」って歌ってるんだけど、いじけるんでも、うじうじするんでも真剣にやればいつか必ず目に見える動きになるんじゃないかな。いつか元気になって振り返ったときに「確かに暗流があった」って言えるような毎日を送りたいよね。決して気張らずにね！最後に大好きな銀色夏生さんの詩から一節・・・「超えられないなら　くぐっておいで！」
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