*** THE DOORS ***
永遠のアイドル〜

THE DOORS 最愛の人!とにかく多大なる影響を受けました。ジム・モリソン無しに私の人生は語れない。それぐらい大好きです。
 当然のことだけどリアルタイムではないのね。ジムが死んで何年も経ってからドアーズを知ったわけなんだけど私にとって彼はロックというよりパンクなの。これは分かる人には凄く良く分かるらしく結構共感してくれる人も多いんだけど、彼の音楽を音だけで聞いている人にはあまり理解できないかも?彼はネイティヴ・インディアンに深く傾倒していて、それ故にインディアンが宗教的な慣わしに使っていたLSDを常用していたの。彼曰く「感覚が研ぎ澄まされ遠くの風の音までがとても近くに聞こえる」というくらいに覚醒作用の強いドラッグなんだけどそのせいか、彼の音楽はドラッグをやって聞くと、もの凄くはまるというのは有名な話。でも、私はドラッグは嫌いなので(ジムがやっていたことも肯定はしていないんだけど、彼が生きていた時代背景や彼の考え方を知ると一概に否定も出来ない)やったことないけど、ドラッグ無しでも充分いける!

私が大事にしてきたポエトリーリーディングも彼のステージングからヒントを得て出来たものなの。それに大好きな哲学者ニーチェを知ったのも彼のおかげ。とにかく全てにおいて私のアイドル!だから、大学時代はコピーバンドもやってたよ。しかもオリジナルキーでネ(笑)
そこで初めてリーディングをやったんじゃないかな?曲は「When the music's over」。中間に即興のリーディングを入れたんだけど、とっても面白かったし好評だった。曲に戻るための合図の言葉だけを決めて、後は全部その場で生み出す即興のリーディング。お客さんはもちろんだけどメンバーが私の一言一言を注意深くそして心の耳で聞いて、その場で効果音のように自分の楽器で受け答えや共感を表現してくれる。それはほんのちょっとで崩れてしまいそうな危ういもので、その緊張感がさらにその言葉や音にに深みを与えてくれた。そう、だから私は本当は即興のリーディングをやりたいといつも思っているの。でも、それは本当に心の一番デリケートなところに触れるもので大きな信頼がないとそう簡単には出来ないもの。声を失わせるほどの圧倒間と色物と紙一重のところだからね(笑)。それを分けるのは真実であるか演技であるかの違いだと思う。だから、一ミリの嘘も無いリーディングをするには、今は私一人でするのが良いと思ってる。いつか一緒にリーディングを出来るような人とめぐり合いたいけどね。

そういえば最近聞いてなかったな。でも、分かる人には分かるだろうけど20日のライブでやったリーディング「SMUT」に出てくる英語もドアーズの曲から頂いてるの(笑)。大好きな曲「TAKE IT AS IT COMES」だよ。あー、そのうちやりたいなぁ。ドアーズのカバーも!

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